「大麻(THC)の有害性はアルコールより低い」との研究結果
「英国における薬物乱用の有害性:多基準意思決定分析法による検討」はアルコール、タバコ、ヘロイン、大麻など20種の薬物乱用がもたらす有害な作用を、使用者自身と使用者以外に及ぼす害16項目の判定基準で評価した。
総合的にアルコールが最も有害(全体的な害スコア72)で大麻(THC)は8位(害スコア20)であった。
大麻草農家の絶滅危機
現在日本の大麻草栽培者は33名です。戦前は3万人以上いました。厳しい規制によって新規の栽培は認められずこのままでは絶滅する恐れがあります。日本では大麻が栽培されているところを自由に見ることができません。栽培されているのは酩酊作用のあるTHCがほとんど含まれない品種です。環境立国を謳う日本が有益無害の植物である大麻草を無知がゆえに絶滅に追いやるなどあってはいけません。
大麻草の歴史
縄文土器の縄模様は大麻の繊維で編んだ縄です。現代では"大麻草"と言えば"ダメ、ゼッタイ"の"危険ドラッグ"のイメージで、テレビを見れば芸能人の逮捕のニュースが定期的に流れていますが、戦前は辺りを見渡せば大麻草畑がごく自然に広がり、衣食住にまつわる重要な役割を担っていました。日本ではGHQが大麻取締法を発行させて以来、すっかり悪いイメージがついてしまいました。大麻草は日本の歴史と共にあります。
私たちの身近にある大麻草
日本の国技、大相撲の横綱の綱は大麻草でできています。世界遺産の白川郷屋根や神社のしめ縄・夏に着る麻の服、七味唐辛子の麻の実、和食店の壁に描かれる麻模様、文化的なものから日常生活まで大麻草由来のものは実にたくさんあります。あなたが大相撲を観戦する時、皇室のニュースで見る時、オガラを燃やす時、七味唐辛子をかける時、この国に密かに大麻草が生えていることを思い出して下さい。
代表挨拶
日本では大麻と言えば違法薬物のイメージですが、今や世界各地で医療大麻が導入され、嗜好大麻を合法化する国も増えています。本来、自然の力を活用する術に長けている日本が大麻草の分野については大きく世界から遅れを取っています。日本では有史以来、大麻草の繊維は服や網など広く生活の道具に使われてきました。神道では邪気を祓い清める、神の依り代とされ、国技大相撲の横綱の綱は大麻草でできています。大嘗祭で調進される麁服(あらたえ)は大麻草の織物で天皇の霊が着る神衣です。縄文土器は大麻で編んだ縄で模様がつけられています。日本は太古より大麻の国であるのです。日本の大麻草を見直す会は、この国が再び大麻草と共に歩み、人々がより明るく健やかであることを目指して活動していきます。
高野 泰年
取組み
東海ラジオにて地上波で初となる大麻草に関する番組、"ちょっと真面目な麻の話"で様々な分野のゲストをお招きして情報発信を行っています。
"ちょっと真面目な麻の話"は、世間一般での大麻草に関する一方的な悪いイメージを覆すべく、客観的に真実をベースにした放送をお届けし、1 人でも多くの方に大麻草の本来の姿を知っていただくきっかけになれば想いから始めたラジオ番組です。
ちょっと真面目な麻の話の聞き逃し配信と、収録のノーカット生音源は youtube で公開中!収録後にこれからの大麻の未来を話す収録後トークも是非お聞きください。